オーディオの足跡

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Interface:3IIの画像
 解説 

Interface:3の改良型にあたるスピーカーシステム。

中低域には20cmコーン型ウーファーと30cmコーン型ラジエーターを搭載しています。
このラジエーターは磁気回路やボイスコイルを装備しておらず、いわゆるパッシブ・ラジエーターと同じ働きをしていますが、Interface:3ではより積極的に活用しており、ラジエーターに57Hz以下の低音域を受け持たせています。これにより34Hzの低音再生を実現するとともに、20cmウーファーは中音域まで低歪率と高耐入力を実現しています。

高域には上級機と同じ3.8cmドーム型スーパードームトゥイーターを搭載しています。
このユニットは、大型マグネットを用い、ボイスコイル・ギャップに磁性流体を封入した高効率磁気回路によって従来のドーム型の2~4倍に達する能率を実現しています。また、ダイアフラムにはフェノール・レジンの2層成型を採用しています。
さらに、ドームの前面にはアコースティックフォームの音響レンズを搭載しており、超高域の指向特性を大幅に改善しています。

20cmコーン型ウーファーと6cmトゥイーターは、Interface:AIIやInterface:BIIと全く同じものを採用しています。

エンクロージャーは密閉構造となっています。

機種の定格
方式 2ウェイ・2スピーカー・パッシブラジエーター方式
・ブックシェルフ型
ユニット 低域用:30cmコーン型ラジーエーター
中域用:20cmコーン型
高域用:3.8cmドーム型
周波数特性 34Hz~20kHz
40Hz~18kHz ±4dB
出力音圧レベル 92dB/W/m
インピーダンス
最大許容入力 25W(長時間平均)
250W(ピーク)
クロスオーバー周波数 57Hz(アコースティック)、1.5kHz
外形寸法 幅375x高さ641x奥行333mm
重量 15.0kg