Dynavector DV-8050
¥150,000(1976年頃)
解説
DV-8250のモノラルバージョンにあたる管球式モノラルパワーアンプ。
出力インピーダンスを低くするためSEPP回路を採用しており、トランスの設計余裕が大幅に増大しています。これにより負帰還量が大きくとれ、従来に比べ帯域が拡大しています。
多重帰還回路の採用sにより、負帰還量は30dBとなっています。
プリント基板を採用することで品質が安定化し、信頼性を高めています。
ピークメーターを搭載しています。
出力インピーダンスの切換えが可能です。
真空管を横向けにつける構造を採用することで通気性を改善しています。
機種の定格
| 型式 | 管球式ステレオパワーアンプ |
| 回路方式 | SEPP、多重負帰還回路使用 |
| 定格出力 | 50W |
| 入力感度 | 1V |
| 周波数特性 | 20Hz~30kHz +0 -1dB(1W出力時) |
| 歪率(1kHz) | 0.2%(50W出力時) 0.05%(1W出力時) |
| 残留雑音 | 0.5mV(16Ω端子) |
| 入力インピーダンス | 250kΩ |
| 出力インピーダンス | 0.4Ω(1kHz、16Ω端子) |
| レベルメーター | ピークレベルメーター |
| 使用真空管 | ECC83、12BH7A、KT88 |
| 電源 | AC90V~110V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 260W |
| 外形寸法 | 幅480x高さ150x奥行354mm |
| 重量 | 18kg |