DYNACO SE-10
¥125,000(1977年頃)
解説
可聴周波数帯域を10分割し、システムの持つ周波数特性を補正するオーディオイコライザー。
使用しているコンポーネントの固有のくせを減少させ、ルームアコースティックを補正しています。
また、録音時にも使用でき、音質が色づけされるのを減らす事ができます。
-12dBから+6dBまでの左右独立ゲイン・コントロ−ルを採用し、フルブーストでも歪を増加させない設計となっています。
イコライザーは正確なf特と、高いS/N比を実現させるアクティブ・ネットワークを使用しています。
ソース・テープの切替えスイッチはプリアンプのモニタースイッチと同じ役割を持たせています。
機種の定格
| 型式 | オーディオイコライザー |
| 可変周波数 | 30Hz、60Hz、120Hz、240Hz、480Hz、960Hz 1.9kHz、3.8kHz、7.7kHz、15kHz(±12dB) |
| 出力レベル | 8V(最大) |
| 高調波歪率 | 0.04%以下 |
| 混変調歪率 | 0.02%以下 |
| 周波数特性 | 10Hz~35kHz ±1dB(イコライザー0dB時) |
| 利得 | -12~+6dB連続可変 |
| SN比 | 85dB |
| 入力インピーダンス | 50kΩ |
| 出力インピーダンス | 600Ω |
| 入力端子 | Tape Monitor、Line1、2 |
| 出力端子 | Tape out、Line1、2 |
| 外形寸法 | 幅343x高さ108x奥行267mm |
| 重量 | 4.3kg |