DYNACO PAS-3X
完成品:1959年発売
¥42,000(1970年頃)
¥49,500(1973年頃)
¥92,000(1976年頃)
kit:¥64,900(1976年頃)
解説
ダイナコが一貫した基本ポリシーの上に立って造り上げた管球式プリアンプ。
全回路にわたって負帰還をかけることで歪を低減しています。
トーンコントロールには特殊ボリュームを採用しており、ツマミを中点に置いた時にトーンコントロール回路が外れてフラットアンプになるという設計が施されています。
また、Bass/Trebleともに左右チャンネルをそれぞれ独立して調整dけいます。
スペシャルインプット回路を搭載しており、マイク、Phonoなどの使用が可能です。
別売りで木製ケースがありました。
機種の定格
型式 | 管球式ステレオプリアンプ |
周波数特性 | 10Hz~40kHz ±0.5dB(Aux) |
高調波歪率 | 測定限界以下 |
混変調歪率 | 0.05%以下(2V、定格出力時) |
SN比 | Phono:74dB Aux:85dB |
入力回路 | Phono、Tape head、Special(Phono2として使用) Mic(Phono3として使用可)、Tape head AM-FM、FM-multi、Tape、Spear |
入力感度 | Phono:2.5mV Tape head:188mV Spear:100mV |
入力インピーダンス | Low level:50kΩ High level:250kΩ |
出力電圧 | 10V/100kΩ |
Phono許容入力電圧 | 250mV |
トーンコントロール | Bass:±20dB(20Hz) Treble:±18dB(20kHz)※1973年カタログでは±14dB 左右独立式 |
使用半導体 | 12AX7:4本 12X4:1本 |
外形寸法 | 幅343x高さ108x奥行230mm |
重量 | 4.8kg(1973年カタログ記載) 5kg(1974年カタログ記載) 4kg(1976年カタログ記載) |
別売 | PAT-4/PAS-3X共通木製ケース(¥3,900、1970年頃) 木製ケース DW-1(¥6,500、1976年頃) |