Dual 1214
¥28,500(1970年代前半頃?)
解説
上級機の技術を投入して開発された12シリーズの標準機にあたるオートターンテーブル。
手動シングルプレイ、自動シングルプレイ、自動マルチプレイ、リピートプレイの操作が可能です。
トーンアームには軽合金パイプを用いた軽質量型トーンアームを採用しています。また、支点に2点ニードルベアリングと2連ボールベアリングを用いることで水平/垂直動を軽くし、トレース能力を高めています。
針圧調整は直読式となっています。また、共振防止ダンパー付きのカウンターウェイトやワンタッチ着脱式カートリッジホルダー、針圧により3段階切り替えが可能なアンチスケーターなどの機能を搭載しています。
駆動モーターには4極インダクション型モーターを採用しています。
3スピードに対応しており、±6%のピッチ調整が可能です。
シリコンダンプ式のキューコントロールを装備しており、レコード演奏の中断/再演奏で活用できます。
別売でプレイヤー用キャビネットやヘッドシェル、ドーナツ盤用スピンドルなどがありました。
デラックス型キャビネットでは前蓋部分に収納が設けられています。
機種の定格
型式 | レコードプレイヤー |
モーター | 4極インダクションモーター |
ターンテーブル | 27cm、1.45kg |
スピード | 33・1/3、45、78rpm |
スピード調整 | ピッチコントロールにより6%可変可能 |
ワウ・フラッター | 0.15%以下 |
外形寸法 | 幅328x奥行273+20(カウンターウェイト)mm |
重量 | 4.4kg |
別売 | デラックス型キャビネット DB-41(¥5,600) スタンダード型キャビネット DB-4(¥2,900) ダストカバー DCOV-3(¥4,300) カートリッジホルダー(ヘッドシェル) TK-14(¥1,200) ドーナツ盤用スピンドル AS-12(¥1,800) |