オーディオの足跡

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DA-F680Sの画像
 解説 

ロックチューニング回路を採用したFM/AMチューナー。

離調特性を改善するためロック・チューニング回路を採用しています。
この回路は同調点から±100kHzの範囲で作動し、この範囲内では高調波歪率やステレオセパレーションが悪化することがありません。

IF段の選択度をWIDEとNARROWに切換えることができ、さらに独立した2ブロック構成としています。
WIDE時には、新開発の4素子セラミックフィルターと位相補正用LC同調回路の構成により高S/N・低歪率チューナーとして動作します。また、NARROW時には、2素子セラミックフィルター4個の構成となり、高選択度チューナーとして動作します。

ディスクリトランスや新型PLL MPX ICの採用により高調波歪率を向上させています。

440Hzの信号音をFM50%変調時と同じ出力で発振させることができるキャリブレータを搭載しています。
FMエアチェック前にこのスイッチをONにし、デッキ側の入力ボリュームで0±2dBの範囲にセッティングすると、最適なレベルでの録音が可能です。

AMチューナー部は、トランジスタ7個とダイオード2個を使用したディスクリート構成を採用しています。

ラックマウント用キャリングハンドルを装備したDA-F680と、キャリングハンドルを装備していないDA-F680Sの2種類がありました。

機種の定格
FM/AMチューナー
<FMチューナー部>
実用感度 1.8μV(10.3dBf)
実効選択度(±400kHz) Wide:45dB
Narrow:75dB
キャプチャーレシオ Wide:0.8dB
Narrow:1.3dB
S/N比(stereo) Wide:77dB
Narrow:73dB
イメージ妨害比 85dB
IF妨害比 95dB
スプリアス妨害比 90dB
AM抑圧比 Wide:60dB
Narrow:55dB
全高調波歪率(stereo、1kHz) Wide:0.1%
Narrow:0.3%
ステレオセパレーション(1kHz) Wide:50dB
Narrow:45dB
周波数特性 30Hz~15kHz +0.5 -1.0dB
出力レベル/インピーダンス 0V~1.5V/5kΩ
<AMチューナー部>
実用感度(S/N=20dB、バーアンテナ) 100μV/m
選択度(±10kHz) 35dB
S/N 55dB
イメージ妨害比 50dB
IF妨害比 40dB
全高調波歪率 0.8%
出力レベル/インピーダンス 0~500mV/5kΩ
<総合>
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 18W
外形寸法 DA-F680:幅480x高さ154x奥行400mm
DA-F680S:幅424x高さ154x奥行389mm
重量 DA-F680:7.9kg
DA-F680S:7.9kg