DIATONE DT-4201
¥45,000(1975年発売)
解説
クイック録音モニター機能を搭載したカセットデッキ。
ワンタッチでモニターできるクイック録音モニター方式を採用しています。
録音終了後に録音状態をモニターしたい時はREVIEWボタンを押し、希望するところで指を離せばそのまま再生状態となります。また、再生中にCUEまたはREVIEWボタンを押して希望の箇所へテープを走らせ、指を離せばそのまま再生状態に戻るワンタッチ操作も可能です。
駆動モーターにはDCサーボモーターを採用しています。
クローム/ノーマルテープセレクターを搭載しています。
このテープセレクターでは、再生イコライザーや録音ピーキング、バイアス電流、感度などの多くの特性を切換えることができます。
スイッチ切換時のノイズを防ぐため、ミューティング回路を採用しています。
磁気ヘッドが帯磁しないように発振器の電源スイッチと録音再生切換スイッチの切換えタイミングをずらした回路を使用しています。
エンドストッパーを搭載しています。
通常のウォルナット仕上げのほかに白木タイプのDT-4201-Wもありました。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
トラック型式 | 4トラック2チャンネル |
テープ速度 | 4.8cm/s |
早送り・巻戻し時間 | 60秒(C-60) |
周波数特性 | 30Hz~16kHz(クロームテープ) 30Hz~13kHz(ノーマルテープ) |
ワウ・フラッター | 0.12%WRMS |
SN比 | 50dB |
歪率 | クローム/ノーマル共3%以下(0VU) |
消去率 | 60dB以上(1kHz、クローム/ノーマル共) |
バイアス発振周波数 | 85kHz |
イコライザーカーブ時定数 | ノーマルテープ:3,180μsec+120μsec クロームテープ:3,180μsec+70μsec |
クロストーク | トラック間:40dB以上(125Hz) チャンネル間:30dB以上(1kHz) |
入力レベル/インピーダンス (単位dB(V)) |
Mic:-71dB/2.2kΩ Line:-20dB/330kΩ DIN in:-30dB/10kΩ |
出力レベル/インピーダンス (メーター0VU) |
Output:-10dB/10kΩ DIN out:-9dB/50kΩ Phones:-25dB/8Ω |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 11W |
外形寸法 | 幅412x高さ131x奥行257mm |
重量 | 6kg |