DIATONE D-80E
¥1,500,000(1台、1988年頃)
解説
シアター・ホール用に開発された大型ウーファーシステム。
D-80EとD-80Sは用途が異なり、特性などに違いがあります。
ユニットには80cmコーン型の大口径ウーファーユニットを使用しています。
このユニットは宇宙技術で培ったハニカム技術を駆使して開発されたもので、重低音の大出力再生時での振幅が非常に小さく、歪の少ない再生を可能にしています。
振動板にはハニカムコンストラクションコーンを採用しています。このコーンではスキン材に高比弾性率と適度な内部損失をあわせもつあらミッド繊維を採用しており、アラミッドハニカム振動板としています。さらに高耐熱性ボイスコイルと強力磁気回路で駆動することで過渡特性に優れた高解像度重低音再生が可能となっています。
大口径ながら殆どが空気の層で構成されるハニカム振動板を採用したことで軽量化を実現しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
機種の定格
方式 | 1ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用ユニット | 低域用:80cmコーン型 |
定格インピーダンス | 4Ω |
再生周波数帯域 | 15Hz~500Hz |
反共振周波数 | 23Hz |
出力音圧レベル | 100dB/W/m |
最大入力 | 1,000W(EIAJ) |
外形寸法 | 幅1,180x高さ1,000x奥行785mm |
重量 | 165kg |