DIATONE DS-32C
¥73,000(1台、1968年発売)
解説
昭和43年に発売したダイヤトーンの第一弾ラインナップのフロア型スピーカーシステム。
ここからダイヤトーンのDSシリーズは始まりました。
DS-32Cはモニタースピーカー2S-305を家庭用としてモデルチェンジしたスピーカーです。
低域には30cmコーン型ウーファーであるPW-125Cを搭載しています。
このユニットにはダブルエッジ方式を採用しており、コーン紙のエッジを広くとることで中域に谷を防いでいます。また、このユニットは2ウェイ用として設計されており、高音域は-12dB/octで減衰するため、ネットワークを必要としていません。
高域には5cmコーン型ツィーターであるTW-25Cを搭載しています。
このユニットには鉄・コバルト・バナジウム合金(2VPermender)を使用しており、高い有効空隙磁束密度を獲得しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。また、外観はユーラシアンチーク材を採用しています。
また、前面サランネットの取り外しが可能です。
機種の定格
| 方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・フロア型 | |
| 使用ユニット等 | 低域用:30cmコーン型(PW-125C) 高域用:5cmコーン型(TW-25C) ネットワーク:-12dB/octハイパスフィルター |
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| 定格インピーダンス | 8Ω | |
| 再生周波数帯域 | 28Hz~20kHz | |
| 出力音圧レベル | 104dB/VA(50cm) | |
| クロスオーバー周波数 | 1.5kHz | |
| 最大入力 | 40W | |
| 外形寸法 | 幅670x高さ1,030x奥行385mm | |
| 重量 | 45kg | |
| 使用ユニットの仕様 | ||
| 型名 | PW-125C | TW-25C |
| 口径 | 30cm | 5cm |
| 公称インピーダンス | 8Ω | 13Ω |
| 再生周波数範囲 | 28Hz~1.5kHz | 1.5kHz~20kHz |
| 出力音圧レベル | 104dB/VA | 104dB/VA |
| 最低共振周波数 | 40Hz | 1.5kHz |
| 有効空隙磁束密度 | 9,500gauss | 20,000gauss |
| 総磁束 | 364,000maxwell | 1150,000maxwell |
| 永久磁石 | MK-5A | MK-5S-DG |
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