DIATONE DS-141
¥15,000(1台、1982年発売)
解説
高能率設計の2ウェイスピーカーシステム。
余裕ある耐入力設計によって小音量から大音量までクリアな再生を可能にしています。また、高能率設計によってダイナミックレンジの広い再生を実現しています。
低域には16cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットはネットワーク回路を通さずにダイレクト接続することによって豊かな音を実現しています。また、ダイヤトーン独自のフルレンジユニットのノウハウを生かしてクロスオーバー周波数は5kHzと高く設定しており、低域から中高域までを16cmユニットに受け持たせることでフラットな周波数特性を得ています。
高域には5cmコーン型ツィーターを搭載しています。
エンクロージャーにはウーファーユニットとのマッチングを十分に考慮したバスレフ設計を採用しており、ダクトには剛性の高い丸型ダクトを採用しています。また、フロントバッフルには左右対称型のユニットレイアウトを採用しています。これによりリスニングポイントでのツィーターの指向性パターンが対称となり、音の広がりや音像定位が明確になっています。
内部構造はダイヤトーン独自の振動解析技術やモーダル解析をはじめとしたチェックによって生み出された分散共振型エンクロージャーを採用しており、接合構造にも強固な包留め柄接ぎを採用しています。この構造では適所に補強材を配して共振モードを分散させており、箱鳴り現象を防いでいます。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:16cmコーン型 高域用:5cmコーン型 |
定格インピーダンス | 6Ω |
再生周波数帯域 | 55Hz~20kHz |
出力音圧レベル | 90dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 5kHz |
最大入力 | 50W |
外形寸法 | 幅200x高さ355x奥行216mm |
重量 | 4kg |