DIATONE DA-U650
¥65,000(1974年頃)
解説
全回路に2電源供給方式を採用したプリメインアンプ。
パワーアンプ部には出力コンデンサーを排除した全段直結ピュアコンプリメンタリーOCL回路を採用しており、ハイパワートランジスタとあいまって諸特性を改善しています。
また、市場にあるスピーカーの全てを確実にドライブできるよう設計してあり、パワーレシオは2.8となっています。
プリアンプ部にもプラスマイナスの2電源供給方式を採用しており、各ユニットアンプの入力側ベース電位や出力側コレクタ電位をゼロ電位に近く設定でき、クリックノイズを低減しています。
プリアンプ部とパワーアンプ部がスライドスイッチで独立して使用できる設計となっています。
デュプリケート機能やマイクミキシング回路などの機能を搭載しています。
ミューティング回路を搭載しており、電源ON時のノイズを抑えています。
別売りオプションでウッドケースがありました。
機種の定格
| 型式 | プリメインアンプ | ||
| <パワーアンプ部> | |||
| 出力 |
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| パワーレシオ | 2.8 | ||
| 高調波歪率 | 0.5%(定格時) 0.03%(1W時) |
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| 混変調歪率 | 0.034%(1W時) | ||
| パワーバンド幅 | 10Hz~30kHz | ||
| 周波数特性 | 10Hz~50kHz -0.5dB | ||
| 残留ノイズ | 0.25mV | ||
| 入力感度/インピーダンス | 1V/50kΩ | ||
| <プリアンプ部> | |||
| 入力感度/インピーダンス | Phono:2.5mV/50kΩ Mic:1mV/10kΩ Aux、Play:150mV/80kΩ |
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| 出力レベル | Pre out:1V Rec out:150mV |
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| 周波数特性 | Phono:RIAA ±0.5dB Aux:20Hz~20kHz -0.2dB |
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| トーンコントロール | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
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| ローカットフィルター | -12dB/oct(40Hz) | ||
| ハイカットフィルター | -12dB/oct(9kHz) | ||
| ATT | -20dB | ||
| イコライザー許容入力 | 200mV | ||
| イコライザー入力換算雑音 | -118dB(V) | ||
| <総合> | |||
| 電源 | AC100V 50Hz/60Hz | ||
| 消費電力 | 72W | ||
| 外形寸法 | 幅400x高さ138x奥行311mm | ||
| 重量 | 9.4kg | ||
| 別売:650シリーズ用ウッドケース CA-650(¥7,500) | |||
| 外形寸法 | 幅465x高さ170x奥行307mm | ||
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