オーディオの足跡

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SC-T7Lの画像
 解説 

7Lシリーズのフロア型スピーカーシステム。

低域には8cmコーン型ウーファーを4個搭載しており、4個のウーファーでP.P.D.D.(Push-Pull Dual Driver)方式を構成しています。
この方式では振動板エッジを互いに逆向きに装着したペアのユニットで歪を打ち消し合う事でより高品位な低音再生を可能にしています。
ウーファーの振動板にはグラスファイバーを採用しています。

高域にはダイレクトドライブ方式のスーパーツィーターを搭載しています。
このユニットは磁気回路に強力な磁力と高い導電性を持つネオジウムマグネットを採用しており、磁気歪を低減しています。

ウーファーとツィーターのフレームには磁気回路に影響を与えない非磁性体を採用しており、音の濁りを低減しています。

エンクロージャーには音響管方式を採用しています。
このエンクロージャーはピアノやバイオリンなどの木製楽器に通じる発想で作られており、MDF板を曲げて成形する事で適度な張りを持たせています。これにより重量と厚さで剛性を高めたものとは異なる自然に響く音を追求しています。
さらに、このエンクロージャーの表面を何度も繰り返した塗装と研磨による硬質塗膜で覆うことで音の伝達スピードを高めるとともに深みのある質感を与えています。
また、木目タイプには天然メープル材の突板を貼り合わせて用いる事でより自然な響きを実現しています。

金メッキ真鍮削り出しの大型スピーカーターミナルを採用しています。

別売りオプションとしてスパイク付属のスピーカーベースがありました。

機種の定格
方式 2ウェイ・5スピーカー・音響管方式・フロア型・防磁設計(JEITA)
使用ユニット 低域用:8cmコーン型x4
高域用:ダイレクトドライブ型
周波数特性 40Hz~90kHz
平均出力音圧レベル 89dB/W/m
入力インピーダンス
最大許容入力 160W(Peak)
80W(JEITA)
外形寸法 幅280x高さ1,208x奥行270mm(台座含む)
重量 6.5kg(1台、台座含む)
付属 接続コード(3m)
拭き布
別売 スピーカーベース ASS-7L(木目、1台、¥12,500)
スピーカーベース ASS-7S/ASS-7K(シルバー/ブラック、1台、¥10,000)