DENON SC-E252
¥60,000(2台1組、1996年頃)
解説
CDウーファーやLMドームトゥイーターなどの新技術を投入したスピーカーシステム。
低域には14.5cmのコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットは、忠実な音の再生を実現するため、数ミクロン単位の正確さで成形する成形型振動板を採用したCD(Casted
Diaphragm)ウーファーで、コーンとエッジの接続には接着剤を用いない新開発の特殊溶着法により固定しています。また、歪を低減する無反射ダストキャップを採用しており、より正確でスムーズな音の再生を図っています。
高域には2.5cmのドーム型トゥイーターを搭載しています。
このユニットはLM(Laminated Metal)トゥイーターと名づけられており、特性の異なる素材を複合し、独自の技術で熱プレス成型した5層構造の振動板を採用しています。
これにより、ソフトドームのしなやかさとハードドームの緻密さを両立させ、素早いレスポンスを得ています。
また、定指向性フロントプレートにより、音像定位と音場感の向上を図っています。
エンクロージャーは、バッフル面での凹凸を減らすためにフラッシュサーフェス化を行ってます。
また、ネットワークには上級モデルと同等のコンデンサやOFCケーブル、チョークコイル、金メッキ真鍮削り出しネジ式ターミナルを採用しています。
外部への磁気漏れの無い防磁型となっており、テレビの画面などに悪影響を与えません。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型・防磁型 |
使用ユニット | 低域用:14.5cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
再生周波数 | 35Hz~45kHz |
最大入力 | 100W(EIAJ) |
平均出力音圧レベル | 88dB/W/m |
入力インピーダンス | 6Ω |
外形寸法 | 幅202x高さ344x奥行255mm |
重量 | 5.8kg |