DENON DP-900M
¥99,800(1996年12月発売)
解説
DENONマニュアルプレイヤー最終章として、独自の技術を投入したマニュアルレコードプレイヤー。
駆動方式には独自の磁気パルス検出によるダイレクトドライブ方式を採用しています。
磁気パルス検出ヘッドは重量バランスをシミュレートして決めたベストポジションに設置されています。
ターンテーブルには強化リブを16本配した直径331mmのアルミダイカスト製ターンテーブルを採用しています。
粘性ターンテーブルシートが付属しています。
トーンアームにはトランス付きの重量級カートリッジ(シェル含み17~32.5g)にも対応した剛性の高いアームを採用しています。
付属機能としてアンチスケーティング機構のみ搭載しています。
アームベース部にはアルミダイカストを採用しています。また、3点のポイントとブチル系ゴムパッキンによってキャビネットからフローティングし、アームとキャビネット間の影響を抑えています。
キャビネット内部は新設計されており、積層型のハウリング特性の良さと箱型の作りやすさを考慮して設計する事で音圧の影響を抑えています。さらにボトムに音圧調整用ホールを設け、ハウリング特性をさらに向上させています。
また、従来モデルよりキャビネット高を抑え、肉厚のMDF材を用いる事で内部空間を最小に留めています。
ダストカバーは3枚のヒンジで固定されています。
カートリッジやヘッドシェルは別売りでした。
機種の定格
| 型式 | レコードプレイヤーシステム |
| 駆動方式 | DENONクォーツサーボ式ダイレクトドライブ |
| ワウ・フラッター | 0.02%以下(WRMS) |
| S/N比 | 78dB |
| ターンテーブル | 33.1cmアルミダイカスト製(強化リブ入り) |
| トーンアーム | S字型(カートリッジ、シェル別売り) |
| 外形寸法(フット含む) | 幅504x高さ186x奥行407mm |
| 重量 | 13kg |
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