
DBX BX-1
¥800,000(1987年発売)
解説
デジタルソースの広ダイナミックレンジに対応する強力な出力を備えた4チャンネルパワーアンプ。
デジタルソースに対応するため、瞬間的にのみハイパワーとなるのではなく、常時高いヘッドルームを維持する事を追求しており、ショートサーキット寸前においても常時70A、瞬間100Aの電流供給能力を獲得しています。
また、4チャンネルパワーアンプとしてだけでなく、ブリッジ接続によるハイパワーステレオアンプとしても使用が可能です。
出力段には250W高速バイポーラーパワートランジスタをチャンネルあたり2個ずつ使用しています。
電源部には3,200VAのトロイダルトランスを2個使用しています。
ファンもリミッティング回路も無く、温度上昇に際しては自動的にシャットダウンする設計となっています。
これにより大出力でありながら静かな動作を実現しています。
機種の定格
型式 | 4チャンネルパワーアンプ |
定格出力(連続) | 4チャンネル再生時: 100W/ch(8Ω) 200W/ch(4Ω) 325W/ch(2Ω) 400W/ch(1Ω) 2チャンネル再生時 400W/ch(8Ω) 650W/ch(4Ω) 800W/ch(2Ω) 1,400W/ch(1Ω) |
周波数特性 | 20Hz~20kHz ±0.05dB |
電流供給能力 | 70A RMS(ピーク 100A) |
ダイナミックヘッドルーム | 1.5dB |
歪率 | 0.01%以下 |
スルーレート | 200V/μs |
感度 | 1V(定格出力に対して) |
入力インピーダンス | 47.5kΩ |
ノイズ | 100dB(1W以下) 120dB(4チャンネル、8Ω) 123dB(2チャンネル、8Ω) |
セパレーション | 90dB(1kHz) |
ダンピングファクター | 250(20kHz) 400(4kHz) 1000(100Hz) |
外形寸法 | - |
重量 | - |