MISSION 707
¥68,000(2台1組、1987年頃)
解説
最新の録音技術が持つ広いダイナミックレンジへの対応を図ったスピーカーシステム。
低域にはReinforced Plastiflexedコーンを用いた21cmコーン型ウーファーを搭載しています。
高域にはポリマーダイアフラムを用いた1.9cmドーム型ツィーターを搭載しています。
このユニットは磁性流体を用いて冷却効果を高めています。
ユニットレイアウトは一般的なスピーカーシステムと逆でツィーターが下に配置されています。
これは700が開発された段階でヘンリー・アジマによって考案されたもので、駆動ユニットの音響中心から聴取者の耳までの距離を一様化させるという意図でデザインされたものです。
フロントバッフルにはポリプロピレンと天然鉱物から射出成型されたバッフルボードを採用しています。
この天然鉱物の成分はミッション独自のものを使用しており、このバッフル採用によって低音のトランジェントに対するコントロールされた正確な応答と中音域の共鳴を最低限度に抑える最適な剛性を実現しています。
別売りでスピーカースタンドがありました。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:21cmコーン型 高域用:1.9cmドーム型 |
周波数特性 | 50Hz~20kHz ±3dB |
インピーダンス | 8Ω |
推奨アンプ出力 | 20W~100W/ch |
出力音圧レベル | 91dB/2.83V/1m |
クロスオーバー周波数 | 2.7kHz |
ターミナル | 4mmプラグ/ワイヤー |
外形寸法 | 幅250x高さ470x奥行270mm |
重量 | 16kg(梱包時) |
別売 | スピーカースタンド 901(2台1組、¥12,000) |