COUNTERPOINT Solid-M2
¥480,000(1994年頃)
解説
ソリッドステート素子の持つ可能性をカウンターポイント独自のハイブリッドテクノロジーで追求・開発したソリッドステートシリーズのハイパワーステレオパワーアンプ。
最大170Aにも達する電流供給能力を備えています。
電源トランスの2次側以降を全て左右独立にしたデュアルモノ・コンストラクションを採用しています。
左右チャンネルを独立でレギュレートし、個々の電圧バッファーによって電源インピーダンスを低く保つことで主電源からのアイソレーションを図っています。
回路構成は入力段に定電流カスコード接続差動FETを採用し、続く電圧増幅段は差動トランジスターで構成しています。出力段はバイポーラトランジスタを用いたハイバイアスAB級構成となっています。
回路設計の完成度を高く維持することで僅かなNFBで安定した動作を実現しています。
フロントパネルには自社メタルショップで仕上げた肉厚のソリッド・アルミニウムを使用しています。
機種の定格
| 型式 | ステレオパワーアンプ |
| 定格出力 | 200W/ch(8Ω) 400W/ch(4Ω) |
| 入力インピーダンス | 100kΩ |
| 歪率 | 0.2%(8Ω、1kHz、200W) |
| 周波数特性 | 1Hz~100kHz |
| SN比 | 93dB(10Hz~20kHz) |
| ダンピングファクター | 150(1kHz) |
| ゲイン | 29.5dB |
| DCオフセット | 10mV以下 |
| 信号極性 | 非反転 |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 150W(アイドリング時) |
| 外形寸法 | 幅483x高さ184x奥行470mm(最大) |
| 重量 | 28kg |
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