COUNTERPOINT SA-5.1
¥630,000(1984年頃)
解説
SA-5のマイナーチェンジモデルとして改良が加えられた管球式プリアンプ。
SA-5.1では6DJ8という内部抵抗の極めて小さい高周波増幅用真空管を採用しており、6DJ8の持つ優れたリニアリティを最大限に活かす音作りを目指して設計されました。
イコライザー段はCR型イコライザーで構成されており、ノンNFBに徹することで6DJ8の裸特性にアンプ性能をゆだねるデザインとなっています。
電源部を分離させた設計を採用しています。
電源ユニットには整流管6CA4を納めた構造となっています。
ブラックとシルバーの2色のカラーバリエーションがありました。
ウッドケースは別売りオプションでした。
機種の定格
型式 | 管球式コントロールアンプ |
ゲイン(1kHz) | ローゲインRIAA入力:49dB ハイゲインRIAA入力:65dB |
周波数特性 | 5Hz~88kHz(無負荷時) 5.5Hz~83kHz(50kΩ負荷時) 5.5Hz~50kHz(50kΩ、1000pF負荷時) |
SN比 (100mV、1kHz基準入力) |
-86dB(400Hz~80kHz、入力ショート) -83dB(20Hz~80kHz、入力ショート) |
全高調波歪率 | 0.18%(1Vrms出力時、1kHz) |
RIAA偏差 | ±0.05dB(40Hz~22kHz) |
ライズタイム | 4μsec(無負荷時) 7μsec(1000pF負荷時) |
最大出力 | 30V(ピーク) |
外形寸法 | 本体:幅483x高さ64x奥行297mm 電源:幅105x高さ110x奥行293mm |
重量 | 本体:4.7kg 電源:3.4kg |
別売 | ウッドケース(¥38,000) |