COUNTERPOINT SA-3
¥380,000(年代不明)
解説
SA-5で蓄積した真空管プリ・コンセプトを受け継ぐエコノミーモデルとして開発されたコントロールアンプ。
真空管とソリッドステートの2つを組合わせた回路を構成し、それぞれの長所を引出しています。
また、ソリッドステート技術により安定した電圧を維持供給する回路を考案することで、真空管への余分な負担を軽減し、寿命を延ばしています。
電源ユニットをシャーシ本体と分離し、ハムなどの悪影響を排除しています。
SA-3のパワーユニットは約50ジュールを電源として供給しています。
真空管には、全てTBD-15の装置によって100時間を越える通電テストをパスした、ごくごく特性の良いものだけを採用しています。これらリニアリティに優れた高圧容量の真空管を、カソードフォロアー回路で構成し、安定した特性と優れた音質を実現しています。
さらに、完全なバイアス調整を施す事で、真空管の性能を引出しています。
機種の定格
型式 | 管球式コントロールアンプ |
入力インピーダンス | Phono:47kΩ(100PH) |
利得 | 52dB |
全高調波歪率 | 0.18% |
出力レベル | 70V(最大) |
出力インピーダンス | 3kΩ |
RIAA偏差 | 40Hz~18kHz ±0.1dB |
ライズタイム | 12μ/sec |
出力帯域幅 | 5Hz~27kHz(50kΩ負荷) |
S/N比 | Phono:83dB |
使用真空管 | 6DJ8x3 |
外形寸法 | 幅483x高さ58x奥行300mm |
重量 | 8.1kg |