CORAL HD-55
¥2,500(1台、1970年代中期頃?)
解説
手軽にグレードアップが可能なハードドーム型トゥイーター。
ダイアフラムは、パルプの最適内部損失と剛性を兼ね備えた特殊製法による三層構造のラミネートフィルムを使用しています。また、ダイアフラムのエッジにはタンジェンシャルエッジを採用し、直線性を向上するとともに低歪率化を図っています。
ボイスコイルはCCAWを採用しており、ダイアフラムとの質量バランスを最適に保つことで高域限界を拡大し、さらに過渡特性や解像度を向上しています。
磁気回路にはフェライトマグネットを採用しています。
ダイアフラム前面に専用イコライザーを搭載しており、位相ずれを補正することで指向特性を改善しています。
HD-55専用に設計されたスタンドとディバイディングネットワークが付属しており、手持ちのシステムのグレードアップに使用できます。
機種の定格
方式 | ハードドーム型トゥイーター |
ダイアフラム | 30mmφハードドーム型 |
インピーダンス | 8Ω |
最大入力 | 50W(4kHz以上、12dB/oct以上のハイパスフィルター使用) |
音圧レベル | 93dB/W/m(ユニットレベル) |
再生周波数帯域 | 4kHz~20kHz |
磁束密度 | 10,000gauss |
最大外形寸法 | 直径98x奥行30.2mm |
重量 | 0.4kg |