Clarion MD-8181A
¥87,800(1977年頃)
解説
2台のカセットデッキを1台にまとめたダブルカセットデッキ。
Tape1/2のどちらも単独録音と相互のダビングに対応しています。
また、リレースイッチをオンにしていると、テープ1の終端で録音が終了すると自動的にテープ2で録音を開始します。
連続録音、再生、ダビングなどのプレイの状況を5個のインジケーターで表示します。
インジケーターにはオレンジとグリーンのLEDを採用しています。
バイアスとイコライザーが独立したテープセレクターをTape1と2の両方に搭載しています。
モニタースイッチを搭載しており、録音中にソース信号と録音信号をワンタッチで切換えて確認できます。
各レベル調整にスライド式のマーカーつまみを組み込んでいます。
最適レベルをマークしておくことで頻繁にレベルを変えても最適レベルを見失いません。
Line、Mic、Tapeの3系統のミキシングが可能です。
マイクジャックの左チャンネルは(L+R)兼用となっており、一本のマイクでも両チャンネルにモノラル録音が可能です。
別売りタイマーを組み合わせる事で留守録音が可能です。
メモリーストップ機構を搭載しています。
カセットホールド機構には全面透視スタイルを採用しており、透明なカセットドアからテープ残量やカセットハーフが見えます。
電子式フルオートストップ機構を搭載しており、テープ終端で全ての動作が解除されます。
アクセサリー端子を搭載しており、ドルビーNRユニットやミキサーなどのアクセサリーを接続できます。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
ワウフラッター | 0.08%(WRMS) |
周波数特性 | クロームテープ:20Hz~17kHz フェリクロームテープ:20Hz~17kHz ローノイズテープ:20Hz~15kHz |
歪率 | 2%以下 |
S/N比 | 53dB 61dB(ドルビーNRユニット使用時) |
録音方式 | 交流バイアス、105kHz |
消去方式 | 交流消去 |
消去率 | 55dB以上 |
FF/REW時間 | 95sec以内(C-60) |
アクセサリー端子 | Playback in:400mV/50kΩ Playback out:400mV/5.6kΩ Record in:400mV/50kΩ Record out:400mV/5.6kΩ |
入力 | Mic:0.9mV/10kΩ Line in:90mV/100kΩ Rec PB:2.25mV/10kΩ |
出力 | Line out:400mV/5.6kΩ Rec PB:400mV/5.6kΩ Phones:0.3mW/8Ω |
使用半導体 | トランジスタ:44個 ダイオード:5個 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 15W(電気用品取締法) |
外形寸法 | 幅460x高さ160x奥行247mm |
重量 | 7.5kg |