Chriskit P-35II
¥36,000(パーツセット、1975年頃?)
解説
ベストセラーとなったパワーアンプキットP-35をベースにパーツ等に変更が加えられたパワーアンプキット。
回路構成には全段直結作動OCL回路を採用しています。
日本で初めて4端子型電解コンデンサーを採用しています。
また、高温特性に問題のありがちなオイルチューブラ型コンデンサを排除してポリエステルフィルムコンデンサーを採用しています。
性能を重視して余裕度を考えて容量の大きな電源トランスを採用しています。
スイッチを入れてから6~20秒音を遅らせるリレー回路が設けられています。
別売りのアクセサリーパーツとしてリレー回路用部品やヘッドホンジャック等がありました。
機種の定格
型式 | ステレオパワーアンプ |
実効出力 | 35W+35W(歪率0.5%時) |
周波数特性 | 5Hz~500kHz -3dB(1W出力時) 5Hz~180kHz -3dB(35W出力時) |
歪率 | 1W出力時 0.037%(10kHz) 0.032%(1kHz) 0.028%(100Hz) 10W出力時 0.035%(10kHz) 0.043%(1kHz) 0.028%(100Hz) |
消費電力 | 17W(5W出力時) |
別売 | リレー回路用部品(¥2,620) ヘッドホンジャック(¥150) |