Cello Performance
¥2,980,000(1組、1989年頃)
解説
					完全モノラル設計を採用したモノラルパワーアンプ。
					
					Performanceでは大型電源部をセパレートした設計となっており、ステレオでは合計4シャーシ構成という完全モノラル設計を採用しています。
					
					回路構成は60WまでピュアAクラス動作となっており、最大390WまでをABクラスで駆動しています。
					増幅回路にはAudio SuiteやAudio Paletteと同じバランス回路が採用されています。出力段は片チャンネルだけで合計44個の出力トランジスタを使用しており、プラス側とマイナス側にそれぞれ22個ずつ使用しています。内部ではこの22個ずつが2本の筒形に構成されたヒートシンクの中に収められており、これを側面からファンで冷却する構造となっています。
					
					電源部には電流容量の大きなチョークコイルによるチョークインプットを採用しています。また、トランスはEI型コアを採用しています。
					
					内部構造は2層構造となっており、上部にドライバー段と出力段を備え、下部にも全く同じ構成の出力段を内蔵しています。
					また、DCオフセットや異常発熱、過大入力等を保護するセンサーもこのシャーシの中に入っています。
					
					スピーカー出力端子は4系統並列に接続されており、バイワイヤ以上の接続ができるようになっています。このためチェロのAMATIスピーカーシステムはダイレクトに接続できます。
					
					電源部とアンプ部を接続する端子にはバリアターミナルを採用しています。
					接続するケーブルには直系4.5mmx8の高純度銅線を使用しており、音質劣化とエネルギーのロスを低減しています。
					
					入力端子にはバランス型を採用していますが、アンバランス接続も可能となっています。
					バランス入力とブリッジ用入力にはフィッシャー3Pコネクターを採用しています。
			
機種の定格
| 型式 | モノラルパワーアンプ | 
| 定格出力 | 200W(8Ω) | 
| 全高調波歪率 | 0.025%(1kHz、定格出力時) | 
| 周波数特性 | 20Hz~20kHz -0.3dB(定格出力時) | 
| S/N比 | 100dB以上 | 
| 入力インピーダンス | 100kΩ | 
| 入力感度 | 1.5V(不平衡) 0.775V(平衡)  | 
					
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz | 
| 消費電力 | 250W(1台当り) | 
| 外形寸法 | 増幅部:幅463x高さ216x奥行470mm 電源部:幅445x高さ216x奥行470mm  | 
					
| 重量 | 増幅部:19.8kg 電源部:25.1kg  | 
					
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