CEC TL5100
¥100,000(1994年発売)
解説
TL1の血統を受け継いで開発されたベルトドライブ式CDトランスポート。
メカニズム部の駆動方式にはベルトドライブ方式を採用しています。
この方式では駆動モーターには低トルクのスピンドルモーターを使用し、ベルトを介して慣性モーメントの大きな大型スタビライザーを回転させることで優れたホイール効果を有効に生かし、回転角速度の安定化を達成しています。
大型スタビライザーに圧着されたディスクに回転を伝えるスピンドルモーター部はベルトドライブ化によって完全に分離されており、モーター自らが発する振動や電磁ノイズを吸収・遮断しています。
内部コンストラクションはセンターマウント方式を採用しており、メカ部をボディ本体の中央に配置することで音圧や外部振動を吸収遮断しています。
さらにピックアップ下部のシャーシにも特殊防振材を装着し、メカニズム部を強固にガードすることで外乱振動対策にも万全を期しています。
ゴールドとブラックの2色のカラーバリエーションがありました。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | CDトランスポート |
駆動方式 | ベルトドライブ方式 |
デジタル出力 | 同軸:0.5Vp-p/75Ω(RCA) TOSリンク:-15~-21dBm(660nm) バランス出力:3Vp-p/110Ω(XLR) |
標本化周波数 | 44.1kHz |
量子化ビット数 | 16ビット・リニア |
エラー訂正方式 | CIRC |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 14W |
外形寸法 | 幅435x高さ100x奥行290mm |
重量 | 9.8kg |
付属 | スタビライザー 電源コード ワイヤレスリモコン |