CEC AMP6300
¥280,000(2007年12月発売)
解説
					独自のDIGM技術やLEF回路を採用したプリメインアンプ。
					
					AMP6300は純A級シングルエンデッドアンプとなっています。また、入力段から出力段まで全弾をフルバランス設計とすることで低ノイズ、低歪を実現しています。
					
					回路構成はプリアンプ部を持たない構成となっており、入力セレクターとゲインマネージメント回路DIGM(Digital Intelligent Gain Management)のみを備えた設計となっています。
					DIGMでは金属フィルムレジスタをバイポーラスイッチで切り替えることによってアンプのゲインそのものをコントロールする方式を採用しており、信号の劣化を最小限に抑えています。
					ボリュームコントロールは1dBずづ66段階に調整可能となっています。また、DIGM回路によって左右バランスも信号ロスの無いデジタルバランス調整が可能となっています。バランスは1dB単位で+10dBまで調整が行えます。
					
					増幅回路には独自のLEF(Load Effect Free)回路を採用しています。
					この方式ではネガティブ・フィードバック回路を使用しておらず、リアリティの高い音質を実現しています。このLEF回路も改良が加えられており、安定性と音質の向上が図られています。
					
					電源部には容量100,000μFのコンデンサーとLEF回路と結合した600Wトロイダルトランスを採用しており、A級アンプで190W+190Wという高い出力を実現しています。
					
					出力段には15Aの大型パワートランジスタを16個採用しており、複雑な負荷に対してもハイパワーを維持しつつ熱に対する安定性を向上させています。
					
					2系統のバランス入力端子を装備しています。
					また、RCA入力信号はアンプ前段でバランス信号に変換する準バランス入力方式となっています。RCA端子にはカスタムメイドパーツを使用しています。
					
					出力の異なるソースの音量を合わせるため、入力系統ごとにゲインを6dB上げる選択が可能です。これによりボリューム位置を大きく変えずに同一レベルで聴くことができます。
					
					独自の温度コントロールシステムを搭載しており、A級アンプで発生する発熱に対処しています。
					内部温度上昇をセンサーが感知すると磁性体軸受を持つ静音ファンが自動的に動作してアンプ内部の温度を安全範囲に保ちます。
					
					VFDディスプレイを搭載しており、音量や左右バランス、ミュート、アンプの内部温度を表示できます。
					
					筐体は鋼鉄製シャーシの底面にハイブリッドセラミック素材であるAcoustoneパネルを張った複合構造としており、物理的な振動を防いでいます。また、底面の1/3をカバーするアルミ製大型ヒートシンクを採用しており、冷却ファンと相まってエアフローを作り出して冷却効果を高めています。
					筐体カバーとフロントパネルにはアルミを使用しています。
					
					アルミ押し出し材を用いたリモコンが付属しています。
					このリモコンでは電源ON/OFFを除く全ての操作が行えます。
			
機種の定格
| 型式 | コントロール/パワーアンプ | 
| 定格出力 | 256W+256W(4Ω) 190W+190W(8Ω)  | 
					
| 周波数特性 | 1.5Hz~300kHz +0 -3dB(1W) | 
| S/N比 | 95dB(IHF-A、1W) | 
| 全高調波歪率 | 0.008%(1W) | 
| ダンピングファクター | 320(8Ω、10W) | 
| 入力端子 | バランス:2系統(XLR) アンバランス:3系統(RCA)  | 
					
| 入力ゲイン | 0dB、+6dB | 
| 出力端子 | スピーカー出力:1系統 Rec out:1系統 | 
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | 
| 消費電力 | - | 
| 外形寸法 | 幅435x高さ125x奥行373mm(レッグ、端子含む) | 
| 重量 | 16kg | 
| 付属 | ACコード リモコン  | 
					
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