CEC AMP5300
¥120,750(税込、2004年発売)
解説
CEC独自のLEFサーキットやIGM音量調節に加え、Acoustoneを採用したプリメインアンプ。
      
AMP5300は1個のトランジスタが全ての音楽信号を処理するシングルエンデッド回路を採用した純A級アンプ構成となっています。
      またA級アンプの、低効率で出力が低いという欠点を改善するため、CEC独自のLEF(Load
      Effect Free)回路を搭載しています。このLEF回路により低能率・低インピーダンスのスピーカーに対する駆動能力を改善しています。
      さらに、自動バイアス調整機能を搭載しており、より安定した動作環境を確保しています。
      
      一つの電圧増幅段と一つの電流増幅段だけで構成されており、LEF回路により安定したリニアリティの良い増幅が可能なため、完全無帰還構成となっています。
      また、フルバランス回路設計により、ハイスピードで低歪な伝送を実現しており、さらに左右の音楽信号を2層に分離した回路で処理することによりチャンネルセパレーションを改善しています。
      
      音量調整時のロスを低減するため、新開発のIGM(Intelligent Gain Management)を採用し、ゲイン自体をコントロールして音量を調節しています。
      これにより入力信号がメカニカルなボリューム抵抗器やCMOS型ボリュームを経由する際に発生する信号ロスを抑え、ノイズや歪の無い再生音を実現しています。
      
      底板には新開発の制振素材Acoustoneを採用しており、数種類のセラミックと樹脂による合成物質で不要な共振を抑えこんでいます。
      また、このAcoustoneの特性を活かすためAMP5300のレッグには真鍮製のスパイクを採用しています。
      
      入力端子は通常のRCA端子3系統の他に、XLR端子も2系統搭載しています。
      
      スピーカー出力端子にはスプリング式を採用しています。
      
      ワイヤレスリモコンが付属しています。
			
機種の定格
| 型式 | コントロール/パワーアンプ | 
| 定格出力 | 130W+130W(4Ω) 100W+100W(8Ω)  | 
                
| 周波数特性 | 0.5Hz~80kHz -3dB | 
| S/N比 | 100dB(IHF-A、1W) | 
| 全高調波歪率 | 0.01%(50mW) | 
| ゲイン(Volume max) | XLR:18dB RCA:24dB  | 
                
| 入力端子 | バランス:2系統 アンバランス:3系統  | 
                
| 出力端子 | テープ:1系統) | 
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz | 
| 消費電力 | 最小:60W 最大:600W  | 
                
| 外形寸法 | 幅435x高さ123x奥行360mm (ノブ、スパイク含む)  | 
                
| 重量 | 15kg | 
| 付属 | ACコード リモコン スパイク スパイク受け  |