CANTON Karat 920
¥58,000(1台、1991年頃)
解説
Karat20Nのリファインモデルにあたるスピーカーシステム。
低域には20cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはグラファイト強化ポリプロピレンコーンを採用しており、優れた内部損失によってコーンの有害な分割振動を低減しています。
高域には2.5cmハードドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板には航空宇宙学の分野で開発されたマンガン・アルミニウム振動板を採用しており、ボビンと一体構造とすることで放熱効果を高めています。
また、磁気回路にはダブルマグネットを採用しています。
ネットワーク部は位相特性を重視した設計が施されており、ユニット間に介在するネットワークの群遅延特性を改善することによって位相歪を抑えています。
エンクロージャーにはCAD設計によるバスレフ方式を採用しています。
外観はフェルト張りバッフルとラウンドコーナーを採用しており、音の不要輻射を排除するとともにインテリア性を高めています。
入力端子には大型ネジ式端子を採用することで極太ケーブルにも対応しています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式 ・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:20cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
出力音圧レベル | 87dB |
許容入力 | 60W(連続) 90W(最大) |
公称インピーダンス | 4Ω |
クロスオーバー周波数 | 2.8kHz |
外形寸法 | 幅220x高さ340x奥行260mm |
重量 | 5.5kg |