B&W CDM7
¥210,000(2台1組、1997年頃)
解説
CDMシリーズのトールボーイ型スピーカーシステム。
低域には16.5cmコーン型ウーファーを搭載しています。
振動板にはホモポリマー・コーベックス振動板を採用しています。
中域には16.5cmコーン型ミッドバスユニットを搭載しています。
振動板にはケブラーコーンを採用することでコーンに発生する定在波の低減を図っています。
高域には2.5cmメタルドーム型ツィーターを搭載しています。
低域/中域のクロスオーバーには1次オーダーフィルターを採用しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
CDM1ではツィーターは専用の小さなエンクロージャーに入れられており、回折効果を最小に抑えています。また、ウーファー部も曲線を設ける事で回折効果を低減しています。
各ユニットの配置はリニアフェイズ配置となっており、両ユニットからの音は同時にリスナーに届くよう設計されています。
外観には天然突板仕上げが施されており、ブラックアッシュとレッドアッシュ、チェリーの3種類のバリエーションがありました。
バイワイヤリングやバイアンプに対応した金メッキスピーカーターミナルを採用しています。
機種の定格
| 方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型 |
| ユニット | 低域用:16.5cmコーン型 中域用:16.5cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
| 再生周波数帯域 | 30Hz~30kHz -6dB |
| 再生周波数レスポンス | 40Hz~20kHz ±3dB(フリーフィールド) |
| 指向性 | 縦方向偏差±2dB10度以上 横方向偏差±2dB40度以上 |
| 出力音圧レベル | 90dB/2.83V/m |
| 歪率 | 第2、第3高調波歪率:1%未満(45Hz~20kHz、90dB、1m) |
| 公称インピーダンス | 8Ω(最小4Ω) |
| クロスオーバー周波数 | 150Hz、3kHz |
| パワーハンドリング(適合アンプ出力) | 30W~150W |
| 外形寸法 | 幅220x高さ950x奥行290mm |
| 重量 | 18.5kg |