
B&W 804S
¥280,000(1台、2005年発売)
解説
803Sと同様に改良が施されたトールボーイ型スピーカーシステム。
低域には16.5cmコーン型ウーファーを2個搭載しています。
振動板にはロハセル(サンドイッチ)コーンを採用しています。
中域には15cmコーン型ミッドレンジを搭載しています。
このユニットは800Dから804Sまで共通して採用されているユニットで、Signature800からの改良バージョンとなります。
振動板にはウォーブン・ケブラーコーンを採用しており、磁気回路にはネオジウムマグネットを採用しています。
高域には2.5cmハードドーム型ツィーターを搭載しています。
振動板にはアルミダイアフラムを採用しています。また、チューブローディング構造を採用しており、ダイアフラム背面からの不要な音の放射を効果的に吸収することでより高品質な高域再生を実現しています。
ネットワーク部にはドイツ・ムンドルフ社製のピュアシルバーフィルムを用いたMキャップサプリーム・フィルムコンデンサーを採用しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
マトリクス構造の曲面合板キャビネットとなっており、バスレフポートにはフローポートを採用しています。
外観の仕上げはチェリーとローズナット、ブラックアッシュの3種類のバリエーションがありました。
ブラックアッシュ仕上げのみ受注生産品で納期1~3ヶ月となっていました。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・トールボーイ型 |
使用ユニット | 低域用:16.5cmコーン型x2 中域用:15.0cmコーン型 高域用:2.5cmドーム型 |
周波数特性 | 30Hz~50kHz -6dB |
周波数レスポンス | 38Hz~20kHz ±3dB |
出力音圧レベル | 90dB/2.83V/m |
高調波歪 | 1%以下(90Hz~22kHz) 0.5%以下(120Hz~20kHz) |
インピーダンス | 8Ω(最低3.0Ω) |
クロスオーバー周波数 | 350Hz、4kHz |
推奨パワーアンプ出力 | 50W~200W |
外形寸法 | 幅238x高さ1,020x奥行351mm |
重量 | 28kg |