.jpg)
Model838mk2(上)、Model846mk2(下)
BURMESTER Model846mk2
価格不明(1台、1980年代頃)
解説
フォノ専用プリアンプであるModel838mk2との組み合わせを想定して設計されたライン専用プリアンプ。
846mk2では増幅段を内蔵することで、信号の減退を抑えた伝送を実現しています。
また、超低インピーダンスで安定した出力段を備えることで、長いケーブルでパワーアンプと接続しても高品位な信号を確保しています。さらに、低出力信号でもパワーアンプをフル駆動できるようゲインレベルの切替が可能です。
CD専用の入力段は好みに応じて3段階の感度調節が可能です。これにより現在のCD再生では標準化されていない出力パラメーター感度を補正することが可能です。
出力端子はバランス型とアンバランス型の両方に対応しています。
入力端子はアンバランス型となっていますが、オプションによってバランスへの変更も可能です。
2ウェイシグナルモニタリングによるテープダビングが可能です。
独立電源ボックス内のトランスまで含めたデュアルモノラル設計となっており、各チャンネル間のインターモジュレーションがありません。
低容量レジスターと有効レンジ倍増独立スイッチを用いた段階型アッテネータータイプレベルコントローラーを採用しています。
独立電源ボックスのDC信号によってパワーアンプまたはアクティブスピーカーのリモートオン/オフが可能です。
機種の定格
型式 | コントロールアンプ | ||||||
入力感度(1V出力) | ゲイン1 | ゲイン5 | |||||
Tuner、Tape1/2 CD(Hi) CD(Lo) Aux |
740mV/2.6dB 740mV/2.6dB 700mV 150mV/16.5dB |
150mV/16.5dB 96mV/20.4dB 700mV 150mV/16.5dB |
|||||
入力インピーダンス | Tuner、CD(Hi)、Tape1/2、Aux:20kΩ CD(Lo):1kΩ |
||||||
S/N比 | DIN-A(負荷) | 20Hz~20kHz | ゲイン | 負荷入力 | |||
Tuner/CD | -109dB | -106dB | 6dB | 1kΩ | |||
出力レベル/インピーダンス (RMS) |
RCA:8.9V/0.28Ω XLR:18.3V/0.28Ω Tape1/2:3.0V/470Ω |
||||||
全高調波歪率 | RCA:0.0022% XLR:0.0022% Tape1:0.03% Tape2:0.02% |
||||||
混変調歪率 | RCA:0.001% XLR:0.001% Tape1:0.008% Tape2:0.008% |
||||||
クロストーク |
|
||||||
周波数特性 | 2.5Hz~205kHz -3dB(全再生領域) 20Hz~55kHz -0.1dB |
||||||
外形寸法 | 幅482x高さ40x奥行210mm | ||||||
重量 | - |