BOSE 1706II
¥39,800(税別、2001年頃)
解説
録音スタジオやステージサイドなどのプロの現場ででの使用を想定して開発されたパワーアンプ。
ボディケース全体にアルミダイキャストを採用しており、これをヒートシンクとして活用する設計を採用しています。
これにより高出力に伴う熱を効果的に冷却しながらボディの剛性を高め、音に悪影響を及ぼす振動や共振を抑えています。
1706IIにはボーズの特許技術であるPAP(Psycho Acoustically Processed)回路を搭載しています。
この回路は、人間の耳は音量が小さくなるにつれてある帯域の音が聞こえにくくなるという性質に対応するために開発されたもので、どんな音量レベルでも自然に聞こえるように自動的に周波数バランスをコントロールしています。
3系統の入力端子を搭載しており、様々なソースを接続できます。
フロントパネルにボリュームとセレクターを搭載しています。
入力信号をダイレクトに出力するRec出力端子を搭載しています。
スピーカーシステム101シリーズと重ねたり、マイクスタンドに設置することができます。
機種の定格
型式 | パワーアンプ |
適合負荷インピーダンス | 4Ω~16Ω |
定格出力 | 20W+20W(4Ω、1kHz、THD0.1%) |
SN比 | 90dB以上(IHF-A) |
全高調波歪率 | 0.1%以下(4Ω、1kHz、20W) |
入力感度/インピーダンス | CD:300mV/22kΩ Aux1、2:150mV/22kΩ |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 45W |
外形寸法 | 幅218x高さ60x奥行189mm |
重量 | 2.7kg |
別売 | パンスタンド GMA-3(2台1組、¥12,000) マイクスタンド MK-4(1本、¥9,500) |