Ayre K-1
価格不明(1996年発売)
解説
Ayre初のプリアンプ。
バランス伝送に対応しています。
増幅回路はFETを用いた完全ディスクリート構成を採用しており、電源部まで貫いたノンNFB構成としています。
ボリューム部には1dBステップ46銀接点の抵抗切替アッテネーターを4基搭載しています。
音量調整はベルトドライブによる機械式を採用することで高い信頼性を確保しており、リモートコントロールにも対応しています。
電源部にはトロイダル電源トランスを搭載しています。
基板に直付けの入出力端子を採用するとともに表面実装を採用するなどのダイレクトパステクノロジーを採用しており、極限まで信号経路の短絡化を図っています。
また、電源部は別筐体とすることで電源部からの影響を排除し、さらに電源供給ライン以外は可能な限り内部配線を排除しています。
フィルターにチョークコイルを用いることで高周波ノイズを除去しています。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
オプションで筐体内にディスクリート構成のフォノアンプのセットアップが可能です。
機種の定格
型式 | コントロールアンプ |
入力感度/インピーダンス | Line:150mV/50kΩ Phono:1.5mV/50Ω |
入力端子 | Line:6系統(バランスx3、アンバランスx3) Phono:1系統(オプション、バアランス仕様) |
テープ出力 | 1系統 |
外形寸法 | 本体:幅460x高さ140x奥行280mm 電源部:幅330x高さ76x奥行203mm |
重量 | 本体:10.0kg 電源部:5.0kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |
別売 | フォノアンプ(内部増設) |