Ayre AX-7
¥480,000(2002年発売)
解説
Ayre初のインテグレーテッドアンプ。
入力段から出力段までフルバランス回路構成を採用しています。
また、従来型セパレートアンプと同じ回路構成とする事でエアーアコースティックスの音を実現しています。
エアーアコースティックスの技術を踏襲してゼロフィードバック設計を採用しています。
ボリューム部には1dB66ステップの金属皮膜抵抗を用いた抵抗切換式アッテネーターを採用しています。これをFETスイッチでスイッチングする事でボリュームを可変しています。これにより抵抗切換アッテネーターの高音質を維持しつつスムーズなボリューム操作を実現しています。
また、この方式ではボリュームに可動部分が存在しないため、抵抗切換アッテネーターの弱点であった接点部の劣化によるノイズの発生がありません。
ボリューム値はインジケーターで表示されます。
入力端子はバランスとアンバランスそれぞれ2系統装備しています。
セレクター部にもFETスイッチを採用しており、ホット側とコールド側の両方を確実に遮断するとともに可動部分による切換時のノイズ発生がありません。
内蔵しているマイクロプロセッサーは処理時以外は常に電源がオフになる設計となっています。
シアターモードを各入力に設定でき、オーディオとホームシアターの両立が可能となっています。
シアターモードではAVプロセッサーからの入力はボリューム回路をバイパスする事が可能です。
ワイヤレスリモコンが付属しています。
機種の定格
型式 | プリメインアンプ |
定格出力 | 60W+60W(8Ω) 120W+120W(4Ω) |
周波数特性 | 2Hz~200kHz |
入力インピーダンス | 20kΩ |
外形寸法 | 幅400x高さ120x奥行350mm |
重量 | 12kg |
付属 | ワイヤレスリモコン |