TOSHIBA SS-47
¥36,700(1台、1973年頃)
解説
新開発のコーンケーブコーンを用いたスピーカーシステム。
低域にはコンケーブコーンを用いた30cmコーン型ウーファーを搭載しています。
コンケーブコーンは従来のユニットで防塵用キャップだったセンター部分を積極的に活用したもので、特殊な化学繊維の混合による凹面形振動板としています。これによりなだらかに高域が減衰する特性を得ており、クロスオーバー付近での音の濁りを防いでいます。
中域には12cmコーン型スコーカーを搭載しています。
このユニットの振動板にもコンケーブコーンを採用しています。
高域には3cmドーム型ツィーターを搭載しています。
中域と高域に3段階切替式のレベルコントロールを搭載しています。
エンクロージャーには密閉方式を採用しています。
通常の入力端子の他にマルチアンプ用の端子を搭載しており、2ウェイまたは3ウェイのマルチアンプ駆動が可能です。
機種の定格
| 方式 | 3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型 |
| 使用スピーカー | 低域用:30cmコーン型 中域用:12cmコーン型 高域用:3cmドーム型 |
| 周波数特性 | 35Hz~20kHz |
| 許容入力 | 50W(最大) 25W(定格) |
| インピーダンス | 8Ω |
| 出力音圧レベル | 93dB/W(新JIS) |
| クロスオーバー周波数 | 700、7kHz |
| レベルコントロール | 中域用、高域用 それぞれ三段可変(±3dB) |
| 外形寸法 | 幅400x高さ680x奥行330mm |
| 重量 | 15kg |
.jpg)
別のカタログに記載されたSS-47。ツィーターユニットが異なります。.jpg)
.jpg)
.jpg)