TOSHIBA SS-37
¥26,900(1台、1973年頃)
解説
新開発のコンケーブユニットを採用したスピーカーシステム。
低域には25cmコーン型ウーファーを搭載し、、中域には12cmコーン型スコーカーを搭載しています。
これらのユニットにはコーンケーブ技術を投入しています。これは従来のユニットで防塵用キャップだった部分を積極的に活用したもので、特殊な化学繊維の混合による凹面形振動板とすることで高域周波数の乱れを抑え、クロスオーバー付近での音の濁りを防いでいます。
高域には3cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
中域用と高域用に3段階切替式のレベルコントロールを搭載しています。
エンクロージャーには密閉方式を採用しています。
通常の入力端子の他にマルチアンプ用の端子を搭載しており、2ウェイまたは3ウェイのマルチアンプ駆動が可能です。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・密閉方式・ブックシェルフ型 |
使用スピーカー | 低域用:25cmコーン型 中域用:12cmコーン型 高域用:3cmドーム型 |
周波数特性 | 40Hz~20kHz |
許容入力 | 40W(最大) 20W(定格) |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 92dB/W(新JIS) |
クロスオーバー周波数 | 700、7kHz |
レベルコントロール | 中域・高域独立3段可変、±3dB |
外形寸法 | 幅342x高さ590x奥行295mm |
重量 | 10kg |
別のカタログに記載されたSS-37。ツィーターユニットが異なります。