Aurex SR-10A
¥32,000(1960年代頃)
解説
オートカット・オートリターン方式を採用したレコードプレイヤー。
駆動方式にはベルトドライブ方式を採用しており、モーターの回転をベルトでターンテーブルに伝えることで振動や雑音を遮断しています。ベルトにはポリウレタンベルトを採用しています。
また、駆動モーターには4極シンクロナスモーターを採用しています。
演奏が終わると自動的にピックアップが戻り、ターンテーブルが止まるオートリターン機構を搭載しています。また、演奏途中でも停止できるオートカット機構も搭載しており、操作性の向上を図っています。
ターンテーブルには30cmアルミダイキャスト製を採用しています。
トーンアームにはラテラルバランサー付きのスタティックバランス型パイプアームを採用しています。
ヘッドシェル部にはヨーロッパ方式のプラグインヘッドを採用しており、カートリッジの交換が可能です。
カートリッジにはMM型カートリッジを採用しており、針先には長寿命なウルトラC・レコード針を採用しています。
北米産の天然ウォールナットを用いた木目仕上げとなっています。
機種の定格
| 型式 | レコードプレイヤー |
| カートリッジ | MM型 |
| 出力電圧 | 5mV(1kHz、5cm/s) |
| 周波数特性 | 20Hz~20kHz ±2dB |
| クロストーク | 25dB以上(1kHz) |
| 出力バランス | ±1dB以内 |
| 針先 | 0.7milウルトラC(N-4C) |
| 針先コンプライアンス | 10x10-6cm/dyne |
| トーンアーム | スタティックバランス型パイプアーム ラテラルバランサー付き 欧州基準プラグインヘッド方式 |
| 針圧 | 3g~4g |
| モーター | 4極シンクロナスモーター |
| ターンテーブル | 30cmアルミダイキャスト製 |
| 回転数 | 33・1/3、45rpm |
| 回転ムラ | 0.1%以下 |
| S/N | 35dB以上 |
| 電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 15W |
| 外形寸法 | 幅470x高さ180x奥行360mm |
| 重量 | 11kg |