
Aurex HR-V9
¥12,000(1981年頃)
解説
バックエレクトレットコンデンサー型のステレオヘッドホン。
バックエレクトレット・コンデンサー方式を採用しており、過渡特性や分解能に優れたコンデンサー方式独特の音が楽しめます。
この方式では厚さ4ミクロン、重さ11mgのダイアフラムをプッシュプル全面駆動しており、高域の分割振動や伝送ロスの無い歪の少ない音質を得ています。
コンプリメンタリー方式を採用しており、均一で強力な電界の中で振動膜をシンメトリーに駆動することで歪の少ない再生を実現しています。
さらに、2個のエレクトレットを同時使用しする事で高感度を実現しています。
マッチングトランスをユニットに内蔵しており、アダプター部を排除する事で取り扱いを簡単にしています。
セミオープンエアタイプとする事で圧迫感の少ない自然な音質を得ています。
機種の定格
型式 | ステレオヘッドホン |
方式 | セミオープンエアタイプ |
ダイアフラム | 4ミクロン厚ポリエステルフィルム |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
感度 | 107dB/3V |
歪率 | 0.5%以下(100dB、SPL出力時、1kHz) |
インピーダンス | 4kΩ(1kHz) |
最大音圧レベル | 117dB |
最大入力 | 10V(RMS) |
コード長 | 3mストレートコード(φ6.3mm、金属プラグ付き) |
重量 | 230g |