Aurex MX-1000/MX-1000K
¥29,800(1981年頃)
解説
エコー効果が楽しめる、5チャンネル入力に対応したマイクミキシングアンプ。
3系統のマイク入力とレコードやテープなどの2チャンネル入力の合計5チャンネル入力に対応しています。
デッキと組み合わせる事で3本のマイクを使った録音・再生ミキシングが可能です。
それぞれのマイク入力に独立してエコースイッチを装備しており、独立してエコーがかけられます。
また、エコーボリュームによって好みに応じてエコー効果を調整する事ができます。
デュエットスイッチを装備しており、レフトとライトのマイク入力から入った音をそれぞれレフトとセンター及びライトとセンターの中間付近に移動させる事でデュエット感を出す事ができます。
MMカートリッジに対応したフォノイコライザーを内蔵しています。
エコーにはプロ用機器と同じフェーズインバート方式エコー回路を採用しており、自然なエコーが得られます。
MX-1000は多重連結が可能となっており、他入力マイクミキサーとして使えるほか、デュエットスイッチを使ってマイク5ポジション定位が可能です。
フロントパネル優先式のライン/フォのジャックを装備しています。
フロントの端子に接続すると、背面の入力端子は接続されていても自動的にOFFになります。
マイクアッテネーターを内蔵しており、マイク入力レベルを0dBと-25dB(ATTポジション)に切換できます。
ギターアンプ用モニタージャックと外部直流電源(DC12V)用端子を装備しています。
通常カラーのシルバーの他にブラックモデルのMX-1000Kがありました。
機種の定格
型式 | マイクミキシングアンプ |
形式 | 入力5ch/出力2ch |
入力感度/インピーダンス | Mic(0dB):1mV/20kΩ Mic(ATT):18mV/20kΩ Line:150mV/50kΩ Phono:5mV/50kΩ Tape PB:150mV/50kΩ |
出力レベル | Tape rec out:150mV Monitor out:150mV(Pin)、3mV(φ6.3mm Mono) |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
歪率 | 0.5% |
エコー | 0~1.6秒 |
外形寸法 | 幅420x高さ50x奥行140mm |
重量 | 1.5kg |