TOSHIBA XB-V90
¥80,000(1990年頃)
解説
映像機器とオーディオ機器に対応したAVセンター。
映像機器6系統とオーディオ機器4系統の合計10系統のセレクター機能を搭載しています。
フロント50W+50W、リア25W+25Wに加え、サブウーファー用の50Wの5チャンネルアンプを搭載しています。
DSP機能を搭載しており、8種類のサラウンドモードが選択できます。
XB-V90ではムービー、コンサートホール、スポーツ、ドルビーサラウンドを含む8モードがプリセットされています。
APE(オートプレゼンス・エンハンサー)を搭載しています。
従来は音場効果による臨場感を得るにはある程度の大音量が必要でした。APEではこの問題を解決するために音量ボリュームの位置によってサラウンド等の効果音レベル、低音・高音の特性をマイコンでコントロールし、小音量時でも臨場感をリアルに再現できます。
SBS(スーパーバスシンセサイザー)を搭載しています。
この回路は従来のトーンコントロールやスーパーバスとは異なり、中音域に影響を及ぼさずに原音に無い低音を再現します。
AVクロスプレイ機能を搭載しており、複数のソースから映像と音声を自由に組み合わせて再生したり録音したりできます。
AVメモリーリモコンが付属しています。
このリモコンではXB-V90の操作に加えてVTR、LDなどの機器の操作を集中してコントロールができます。
東芝のほか主要メーカー8社、26種類のAV機器のリモコンコードがあらかじめメモリーされている他、学習機能によって最大で158キーの記憶が可能です。さらに、組み合わせて使うAV機器の操作を最大15まで連続して1個のキーにメモリーできるシステムトランスミッター機能を搭載しています。
機種の定格
型式 | AVアンプ |
出力(EIAJ) | フロント:50W+50W(6Ω) リア:25W+25W(6Ω) スーパーウーファー:50W(6Ω) |
S/N比 | 86dB |
高調波歪率 | 0.02%以下(1kHz、6Ω、30W、1ch駆動) |
スピーカーインピーダンス | 6Ω~16Ω |
外形寸法 | 幅430x高さ142x奥行413mm |
重量 | 9.4kg |
付属 | 学習型リモコン |