Aurex SK-J2
¥78,800(1981年頃)
解説
アンプ、チューナー、カセットデッキが一体化したシステムセンター。
プリメインアンプ部
ソースの切換にはプッシュ式を採用しています。自照式スイッチを採用しています。
独立ボリューム式のマイクミキシング機構を搭載しています。
デジタルパワーメーターやラウドネスなどの機能を搭載しています。
FM/AMチューナー部
フロントエンドにFETと3連バリコンを採用しています。
最適同調点を知らせるFM/AMチューニングインジケーターや、FMモード/ミューティングスイッチなどの機能を装備しています。
200mmロングスケールダイヤルと大型フライホイールを採用しています。
カセットデッキ部
MQJS飛び越し頭出し機構を搭載しており、4曲先から3曲前までの任意の曲を自由に頭出しする事が可能です。
録再ヘッドにはスーパーAPヘッドを採用しています。
このヘッドはハイパボリック形状とする事で優れたヘッドタッチを得ています。
パワーメーターが録音時に録音レベルメーターとして機能します。
ワンタッチレコーディング方式を採用しています。
レックミュート機構やレビュー&キュー機構などの機能を踏査いしています。
タイマースタンバイメカニズムを搭載しています。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーNRシステムを搭載しています。
機種の定格
型式 | システムセンター |
<パワーアンプ部> | |
連続出力 | 15W+15W(8Ω、40Hz~20kHz、2ch) |
高調波歪率 | 0.05%(1W出力時) |
周波数特性 | 40Hz~30kHz ±2dB |
出力帯域幅(IHF) | 40Hz~15kHz |
ダンピングファクター | 20 |
残留雑音 | 0.8mV |
ヘッドホン出力 | 1mW(8Ω) |
<プリアンプ部> | |
入力感度/インピーダンス | Mic:0.7mV/600~10kΩ Phono:2.5mV/47kΩ Aux(TV):150mV/47kΩ |
イコライザー許容入力 | 120mV(歪率0.8%) |
トーンコントロール | Bass:±8dB(100Hz) Treble:±8dB(10kHz) |
ラウドネスコントロール | +8dB(100Hz) |
S/N比(IHF-Aショート) | Phono:70dB Aux(TV):90dB |
<FMチューナー部> | |
受信周波数 | 76.0MHz~90.0MHz |
感度(IHF) | 1.9μV/10.8dBf(300Ω) |
SN比 | mono:72dB stereo:68dB |
高調波歪率 | mono:0.3% stereo:0.5% |
周波数特性 | 30Hz~15kHz +0.5 -1.0dB |
実効選択度(IHF) | 60dB |
イメージ妨害比 | 60dB |
IF妨害比 | 80dB |
キャプチャーレシオ | 2dB |
スプリアス妨害比 | 70dB |
AM抑圧比 | 60dB |
ステレオセパレーション | 35dB(1kHz) |
アンテナ端子 | 300Ω平衡 75Ω不平衡(ネジ止め式) |
<AMチューナー部> | |
受信周波数 | 525kHz~1,605kHz |
実用感度 | 300μV/m(バーアンテナにて) |
選択度 | 25dB |
歪率 | 1.0% |
S/N比 | 50dB |
アンテナ | フェライトバーアンテナ内蔵 AM外部アンテナ端子(ネジ止め式) |
<カセットデッキ部> | |
駆動方式 | 1モーターベルトドライブ |
使用モーター | DC電子ガバナー |
ヘッド | 録再用:スーパーAP(ハードパーマロイ) 消去用:AF(フェライト) |
周波数特性 | 40Hz~18kHz(MX) 40Hz~18kHz(AX) |
S/N比 | 56dB |
ワウフラッター | 0.1%(WRMS) |
入力端子/インピーダンス | 0.7mV/600~10kΩ |
<総合> | |
消費電力 | 37W |
外形寸法 | 幅350x高さ308x奥行160mm |
重量 | 6.1kg |
別売 | ロッドアンテナ 1M-X3(¥2,400) |