AUDIO INTERFACE CST-80/II
¥120,000(1988年10月発売)
解説
音楽的な意味で再生クオリティを向上(ステップアップ)させるシステムとして開発されたMCカートリッジ用ステップアップトランス。
CST-80/IIはハイインピーダンス型のHとローインピーダンス型のLの2タイプがあります。
CST-80/IIは、CPC(Controlled Parameter Circuitry)というオーディオインターフェイス社独自のノウハウによって総合的、バランス的に検討されており、コンピューターを導入しデータを総合的に解析しながら、人の耳によるヒアリングテストのデータも重ねあわせて設計されています。
CST-80/IIでは新たにデュアルモノコンストラクションを採用しており、左右チャンネルがシンメトリックな独立モノラル構成とすることで、クロストークなどが大幅に改善されています。
トランスは米国ジェンセン社製のものを使用しており、各チャンネルのトランスに対してμメタル材による2層シールドが施されています。これによりトランス間のアイソレーションを確率し、外部からのハムの影響も受けにくくしています。
また、トランスのコア材にはオーディオインターフェイス社が指定した高品質コア材を使用しています。さらに、純度の高い銅線を精密に巻き上げることで周波数特性を改善しています。
入出力端子には24金メッキが施されています。
機種の定格
型式 | MCステップアップトランス | |
型名 | CST-80/II H | CST-80/II L |
入力インピーダンス | 40Ω | 3Ω |
負荷インピーダンス | 47kΩ | |
利得 | 20dB | 31dB |
周波数特性 | 20Hz~95kHz -1dB | |
フェイズシフト | +3゜/-10゜(20Hz~20kHz) | |
外形寸法 | 幅76x高さ51x奥行129mm | |
重量 | 0.91kg |