Audio Technica AT-20SLa
受注生産品
¥37,000(1975年頃)
解説
VM型のトップモデルとして開発された特別仕様のカートリッジ。
AT-20SLaはいっさいの音づくりや妥協を排除し、技術理論の粋を集めて、色付け=歪の無い完璧なトランスデューサを目標として設計・製作されています。
この機種のみの生産法が採用されており、選り抜きのエンジニアがパーツを1つずつチェックしながら組み立てられています。また、組立調整後に特別な環境試験を行い、エージングを加えた後、再び微調整を繰り返すことで経時による変化を最小限におさえています。
ダイカストメタルボディを採用しています。
全機種に実測データが付属しています。
機種の定格
| 型式 | VMカートリッジ |
| 周波数特性 | 10Hz~50kHz |
| 出力電圧 | 2.7mV(1kHz、5cm/s) |
| セパレーション | 35dB(1kHz) |
| 出力バランス | 1.0dB |
| 針圧 | 1~2g(1.5g標準) |
| コイル・インダクタンス | 370mH |
| コイル直流抵抗 | 470Ω |
| 負荷抵抗 | 47kΩ~100kΩ |
| コンプライアンス | 9.5x10-6cm/dyne(100Hz) |
| 針先形状 | SHIBATA |
| 実効質量 | 0.45mg |
| 垂直トラッキング角 | 20゜ |
| 外形寸法 | 幅15.6x高さ15.5x奥行30.0mm |
| 自重 | 8.5g |
| 付属 | 実測データ |
| 交換針 | ATN-20(¥18,500) |
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