
ATC SCM50
¥1,080,000(2台1組、1991年3月発売)
解説
内容積50リットルのキャビネットを用いたミドルサイズモニタースピーカーシステム。
低域には24cmコーン型ウーファーであるSB75-234を搭載しています。
75mm径アルミボビンにエッジワイズ巻銅リボンのボイスコイルを採用しており、ハイパワー入力に対しても一様な磁束の中に置かれるよう設計することで均一なリニアリティと制動力を得ています。
中域には7.5cmソフトドーム型ミッドレンジであるSM75-150を搭載しています。
このユニットは、通常のウーファーほどあるギャップ長5mmの磁気回路に、巻幅3.5mmのエッジワイズ巻銅リボン・ボイスコイルを収めています。コイルの直径はドーム径と同じ75mmで、ダブルサスペンション機構と相まって、一般的なミッドレンジに比べ少なくとも10倍のパワーに耐え、きわめて広くなめらかな指向性を持っています。
高域には2cmソフトドーム型ツィーターであるSH25-100を搭載しています。
エンクロージャーはMDF材を用いた内容積50Lのバスレフ型となっています。
また、フロントバッフルはプロユースとしてのメンテナンスを考慮し着脱が可能となっています。
外観はウォルナット天然木仕上げが施されており、サテンラッカーでシールした後、ワックスがけされています。
出荷前の最終調整がステレオペアで厳重に行われています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 低域用:24cmコーン型(SB75-234) 中域用:7.5cmドーム型(SM75-150) 高域用:2cmドーム型(SH25-100) |
周波数特性 | 40Hz~20kHz -6dB |
インピーダンス | 8Ω |
最大入力 | 200W(連続) 300W(ピーク) |
出力音圧レベル | 85dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 400Hz、4kHz |
推奨アンプ出力 | 50W~500W |
外形寸法 | 幅304x高さ716x奥行333mm |
重量 | 54kg |
付属 | スピーカースタンド |