ARCAM DELTA 170
¥199,000(1989年頃)
解説
フィリップスのメカニズムを採用したCDトランスポート。
メカニズム部にはフィリップスのCDM1 mk2メカニズムを採用しています。
また、要所に防振メカニズムを施し、振動の影響を排除しています。
エラーコレクションシステムにはフィリップス製64Kアダプティブエラーコレクションシステムを使用しています。
マスターオシレーターを他の回路から完全に独立しており、ジッターを最小限に抑えています。
マスターオシレーター用に専用の電源トランスと電源回路を設けており、他の回路との接続はオプトアイソレーターを通して行うようになっています。
フロントパネルのスイッチでディスプレイを暗くしたり消したりすることが可能です。これによりディスプレイからのデジタルノイズの発生を抑えられます。
オプティカルと同軸の2系統のデジタル出力を搭載しています。
同軸出力ではバランスドドライブ技術を採用しており、グランドノイズを最小限に減らし、より明瞭な音を得ています。
交換用のマスタークロックが別売りオプションでありました。
この基板に切り替えることでDELTA170mk2にグレードアップが可能です。
機種の定格
型式 | CDトランスポート |
メカニズム | CDM1mk2(チューニング品) |
デジタル出力 | Optical、Coaxial |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
外形寸法 | 幅430x高さ90x奥行270mm |
重量 | 5.5kg |
別売 | 交換用マスタークロック(¥15,000) |