ALTEC LANSING EL-7000
¥89,000(1970年代後半頃)
解説
ALTECユニットの名機パンケーキをシステム化したフロア型スピーカーシステム。
中低域には20cmコーン型フルレンジユニットの名機755E、通称パンケーキを採用しています。
このユニットの振動板は一体成型コーンとなっており、コーンとセンタードームとの間に結合部を持たないユニークな構造によって結合不良で起こる歪の発生を抑えています。
高域には5cmコーン型トゥイーター427-8Aを搭載しています。
ダイキャストフレームに支持されたモールド成型のコーンは強力な磁界と相まって、高い音響出力と広指向性を獲得しています。
3ステップの定抵抗型アッテネーターを搭載しています。
また、過大入力時にスピーカー・ボイスコイルを焼損から守る保護ヒューズを装備しています。
ユニットレイアウトにはアルテック伝統のフェイズ処理が採用されており、755Eと427-8Aのボイスコイル位置が揃うようにマウントされています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用ユニット等 | 低域用:20cmコーン型(755E) 高域用:5cmコーン型(427-8A) |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 40Hz~20kHz |
出力音圧レベル | 95dB/W |
最大許容入力 | 20W |
クロスオーバー周波数 | 9kHz |
クロススロープ | 6dB/oct |
外形寸法 | 幅485x高さ650x奥行435mm |
重量 | 25.1kg |