ALTEC LANSING DIG
価格不明(1台、1971年発売)
¥26,800(1台、1974年頃)
解説
409Bを用いたブックシェルフ型スピーカーシステム。
DIGは日本の代理店であったエレクトリが設計・開発を行いました。
ユニットには20cm同軸型スピーカーユニット409Bを使用しています。
このユニットは20cmコーン型ウーファーとコーン型ツィーターの同軸構造となっており、ツィーター前面に特殊なディフューザーを設けることで高域指向特性の改善を図っています。
磁気回路は有効磁束が効果的にボイスコイルに集中できるよう設計されており、マグネットは低音用がセラミックタイぽうのインダックスV、高音用にはアルニコV型が採用されています。
クロスオーバーネットワークはスピーカーユニットに内蔵しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
外観の仕上げはウォルナットのオイルステイン仕上げとなっており、直輸入のオイルで仕上げられています。
前面には高音透過率を留意して特別に織られたサランネットと、下側にウォルナット端板を配したデザインとなっています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット | 全帯域用:20cm同軸型(409B) 低域用:20cmコーン型 高域用:コーン型 |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 50Hz~14kHz(409B特性) |
最低共振周波数 | 80Hz以下 |
許容入力 | 16W |
出力音圧レベル | 100dB/W(JIS規格) |
磁束密度 | LF:11,200Gauss HF:7,200Gauss |
クロスオーバー周波数 | 2kHz |
外形寸法 | 幅370x高さ645x奥行310mm 幅372x高さ642x奥行286mm |
重量 | 17.5kg |