
ALTEC LANSING Crescendo
¥178,000(1台、605B仕様、1974年発売)
¥228,900(1台、605B仕様、1976年頃)
解説
604E、605Bのために開発されたフロア型スピーカーシステム。
クレッセンドはエレクトリが開発し、アルテックが承認して販売されたスピーカーシステムで、モニター用スピーカーとして実績のある604Eと605Bに合わせた設計がされています。
ユニットには世界中の録音スタジオなどでモニタースピーカーとして使用された38cm同軸型ユニット604E/605Bを使用しています。
これらのユニットでは高域用にマルチセラーホーンと802、806型ドライバーを使用しており、ウーファー部との同軸複合型構造とすることで定位が良く、指向性及び過渡特性に優れた音を実現しています。
605Bは604Eに準ずるユニットで、磁気回路が違うため立上り特性が若干異なります。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
Crescendoに使用されているユニットはバスレフ用として設計されたユニットなため、ユニット特性を活かすため、バスレフ型を厳格に遵守しています。
また、デザインは洋室と和室の両方に合う落ち着いたものとなっています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用ユニット等 | 全帯域用:38cm同軸型(604E or 605B) 低域用:38cmコーン型 高域用:ホーン型 |
インピーダンス | 8Ω/16Ω |
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
許容入力 | 35W |
クロスオーバー周波数 | 604E:1.5kHz 605B:1.6kHz |
外形寸法 | 幅690x高さ1,018x奥行485mm |
重量 | 12.5kg |