ALTEC LANSING 9862 Monitor
¥730,000(1台、1981年発売)
¥980,000(1台、1982年頃)
解説
ウエスタン系、デュプレックス系で培った技術を生かして作られた4ウェイスピーカーシステム。
低域には38cmコーン型ウーファーである416-8BSWか416-8CSWを搭載しています。
この部分に搭載しているユニットは1981年と82年のカタログでは416-8BSWと416-8CSWの記載が混在しており、正確にわかりません。
350Hzからの中低域には30cmコーン型ミッドバスとして414-8Eを搭載しています。
1.5kHz以上の中高域にはホーン型ツィーターとして802-8GドライバーとALTEC初のストレートホーンを搭載しています。
ホーン部には新開発の音響レンズを装備しており、指向特性は理想的な扇形パターンを実現しています。
超高域用には新開発のリング型ツィーターである950を搭載していいます。
このユニットはンジェリンフェイズプラグによって従来のリングツィーターの欠点を改良したもので、タ高能率、広帯域、低歪率で優れた指向特性を実現しています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。
機種の定格
方式 | 4ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型 |
使用ユニット等 | 低域用:38cmコーン型(416-8BSW/416-8CSW) 中低域用:30cmコーン型(414-8E) 中高域用:ホーン型(802-8G) 高域用:リング型(950) |
インピーダンス | 8Ω |
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
許容入力(連続プログラム) | 75W |
出力音圧レベル | 100dB |
クロスオーバー周波数 | 350Hz、1.5kHz、8kHz |
外形寸法 | 幅629x高さ1,100x奥行521mm |
重量 | 95kg |