オーディオの足跡

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871A Milanoの画像
 解説 

846Aヴァレンシアや848Aフラメンコと同じ構成を用いたスピーカーシステム。

ユニット構成はA7-8と同じ構成となっています。
低域には38cmコーン型ウーファー416-8Aを搭載し、高域にはドライバー807-8Aとホーン811Bを用いたホーン型ユニットを搭載しています。また、ネットワークにはN801-8Aを使用しています。

キャビネットはバスレフ方式を採用しています。
外観は美しいヒッコリー材を用いた高級家具調となっています。871Aは前面の扉を開いて使用する設計となっており、前面の扉は871ARは右開き、871ALは左開きとなっていました。

871Aにはベストマッチするセンターキャビネットとして885(Milano)が別売りで販売され、組み合わせることでステレオアンサンブルシステムを構築できるようにデザインされていました。
885は871A同様にヒッコリー材を用いた仕上げとなっており、チューナー、アンプ、レコードプレイヤー、テープレコーダー等のステレオコンポーネントを収納できるスペースを持っています。

※871A Milanoはステレオサウンドでは1971年発売と記載されていましたが、1970年後半のカタログには記載されていました。
また、ユニット構成については上記の仕様で記載されていましたが、416type(416-Z?)ウーファーを使用するなどの別構成もあったようです。

機種の定格
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・フロア型
使用ユニット 低域用 38cmコーン型(416-8A)
高域用 ホーン型(807-8A+811B)
ネットワーク N801-8A
インピーダンス
周波数特性 35Hz~20kHz
許容入力 50W
クロスオーバー周波数 800Hz(12dBoct)
外形寸法 幅700x高さ740x奥行490mm
重量 -
別売:センターキャビネット 885
外形寸法 幅2,520x高さ740x奥行490mm