
ALTEC LANSING 848A Flamenco
※1967年発売
848A:¥286,300(1台、1970年頃)
¥305,400(1台、1970年改定後)
860A(箱のみ):¥132,000(1台、1970年頃)
¥132,000(1台、1970年改定後)
882B:¥311,300(1970年頃)
¥329,500(1970年改定後)
解説
846Aヴァレンシアと同じユニットを用いたスピーカーシステム。
848Aには前期と後期の2タイプがあり、1970年にモデルチェンジしました。
前期はA7と同じ構成となっており、16Ω仕様となっています。
低域には38cmコーン型ウーファー416Aを搭載し、高域にはドライバー806Aとホーン811Bを用いたホーン型ユニットを搭載しています。ネットワークはN-800Gを使用しており、A7のN-800Dとは異なる構成となっています。
後期はA7-8と同じ構成となっており、8Ω仕様に変更されています。
低域には38cmコーン型ウーファー416-8Aを搭載し、高域にはドライバー807-8Aとホーン811Bを用いたホーン型ユニットを搭載しています。また、ネットワークにはN801-8Aを使用しています。
キャビネットはバスレフ方式を用いた860Aを使用しています。
外観の意匠は古典的スペイン風の鉄扉模様の鉄格子グリルを採用しています。
848Aにはベストマッチするセンターキャビネットとして882B(FlamencoII型)が別売りで販売され、組み合わせることでステレオアンサンブルシステムを構築できるようにデザインされていました。
882Bは専用のオーク材を用いた重厚な仕上げとなっており、チューナー、アンプ、レコードプレイヤー、テープレコーダー等のステレオコンポーネントを収納できるスペースを持っています。
機種の定格
方式 | 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・フロア型 | ||
形式 | 前期 | 後期 | |
使用ユニット | 低域用 | 38cmコーン型(416A) | 38cmコーン型(416-8A) |
高域用 | ホーン型(806A+811B) | ホーン型(807-8A+811B) | |
ネットワーク | N-800G | N801-8A | |
キャビネット | 860A | ||
インピーダンス | 16Ω | 8Ω | |
周波数特性 | - | 35Hz~20kHz | |
入力 | 30W(定格) | 50W(許容入力) | |
クロスオーバー周波数 | 800Hz(12dBoct) | ||
外形寸法 | 幅710x高さ700x奥行490mm | ||
重量 | - | - | |
別売:センターキャビネット 883A | |||
外形寸法 | 幅2,550x高さ710x奥行490mm |